2012年11月17日

Gino Vannelli live 2012

gino.jpg
ジノ・バネリ。
行って来た。
素晴らしかった。

去年はひどい腰痛で断念したが、
今年は大丈夫。
この前も写真撮りに降りた東京駅。
TokyoStationAgain.jpg
そのときはここに会場のCotton Clubがあるなんて思ってなかった。
強い雨の中会場に着くと、
客層は俺より少し高めの年齢層。
初めて来たけど、居心地の良い会場だ。

バンドが出て来て拍手が湧く。
そしてジノ・バネリの登場。存在感が圧倒的。
ボーカリストはこうでないといけない。
歌いだすと音程の良さ声の良さに仰け反る。
余裕の声量はイタリア系ならではなのか。
アクションは大げさで笑いを誘うが、
これがまたカリスマ的にギリギリでカッコ良い。
フレディー・マーキュリーやプリンスのようなギリギリ感。
60歳を超えているとのことだが、
まったく衰えは感じない、
どころか、ファルセットとかは昔よりも切れがあるように感じた。

バンドは若手をそろえていた。
(MCの中でジノはバンドのことを「boys」と言っていた。)
ベーシストはあのドラマーのピーター・アースキンの息子だと聞いていた。
出て来て、そっくりで笑った。

なんと言っても要はドラマーである。
ジャズ、ロック、ファンク、ラテン、どんなスタイルでも自分のものにしている。
しなやかな手首の動きが作り出すビートはとても心地よく、
テクニッックは圧倒的。
ドラムソロは木目細かなシルクのよう。
いやー、素晴らしいドラマーだった。
Reinhardt Melzっていうんだって。
知らなかったー。こんな凄いドラマーが居るなんて。

MEMBER
Gino Vannelli (vo), Patrick Lamb (sax), Greg Goebel (key),
Jay Koder (g), Damian Erskine (b), Reinhardt Melz (ds),
鈴木 正則 (tp)


『1980年に書いたこの曲は、クリスマスシーズンに発売だった。
レコード会社から「この時期に発売するにはタイトルが悪い」といわれ、
あと、7つくらい考えたが、
結局、最初に戻った。
その曲のタイトルは、
「Living Inside My Self」...』
(俺の聞き取りがあってればそんな曲紹介だった。)

『音楽を初めて40年以上になるが、
今でも、音楽をやるときは12歳の頃のままだ。』
(この後にやった曲がオペラチックで素晴らしかったのだが、
なんていう曲なんだろう?
もっと英語が聴き取れれば。歌詞もきっと深いものだったのだろうに。)

あの曲が始まると、客席総立ち。
ドラムソロが、かっこよかったなー、もう。

え?もう終わりなの?時計を見ると、まだ1時間と少し。
一曲アンコール。

終わってから、同じテーブルに座った人たちと、
ひとしきり会話を交わす。

俺:いやー、素晴らしかったですね。
男性:「いやこんな素晴らしいとは思わなかった。」
女性:『いつ頃から、ジノ・バネリ聞いていらっしゃるんですか?』
男性:「私はBrother to Brotherから」
女性:『私はもっと前のGeminiから聞いてるの。オーケストラが素晴らしい。』
俺:俺はNightwalkerからだから新しいファンですね(笑)。

その「Nightwalker」は、俺にとって最初に買ったの5枚までのLPの中の一枚だ。
14歳のときに、ラジオで聞いてショックを受けた。
横須賀南部の田舎で、
聴き取ったアーチスト名をレコード屋で言って回って、何軒目かでやっと見つかった。
この人がいたから今の俺がある。



このドラマー、やっぱすげー。
posted by Taro at 23:31| Comment(4) | TrackBack(0) | 音楽
この記事へのコメント
いや〜この動画すごいですね・・現役バリバリなんですね!
Posted by サンカク at 2012年11月18日 09:52
はじめまして。

ジノ・バネリのファン歴30年以上のものです。
ライブレポートを読みたくて検索していたら、
こちらにたどり着きました。

イヤ〜〜、本当に素晴らしい、還暦なのにあの
パワフルなステージは超人的でしたね!

オペラ風の曲は“The last days of Summer”という
曲だと思います。
http://www.youtube.com/watch?v=DUudJB0yPvA
ジノの、小劇場を見ているようでした。
なんという表現者、エンターテイナーなのでしょう。
唯一無二の存在だと思います。

長々と失礼しました。
Posted by yumi-gino at 2012年11月24日 18:24
サンカクさん
いやいや、最高のショーでしたよ。
今度は一緒に観に行きましょう!
遅レスすみません。。。
Posted by Taro at 2012年12月23日 09:18
yumi-gino様

お返事大変遅くなりすみません。
私の拙いレビュー読んで下さってありがとうございます。
文中にも書きましたが、ローティーンの頃に聴いた「ナイトウォーカー」の衝撃はもの凄く、今の今まで響いてます。
しかし、ジノの歌声と存在感が強烈なライブでした。
20年前に見たときよりもずっとずっと素晴らしいステージで、また来年も来てくれないかと期待するばかりです。

あ、そうそう。
この曲ですね「Last Days of Summer」。
あの時の感動が蘇ります。
ありがとうございます。
これをライブでやっちゃうなんて、やっぱ凄いなー。
Posted by Taro at 2012年12月23日 09:25
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